デイジー図書について

通常の音楽用CDプレーヤーではお聞きになれません。再生には専用のプレーヤーかWindowsパソコンが必要になります。
パソコンでご覧になる場合はLpPlayer 日本語版をダウンロードして下さい。
国内では、点字図書館や一部の公共図書館、ボランティアグループなどでDAISY録音図書が製作され、主な記録媒体であるCD-ROMによって貸し出されています。
営利目的としての使用不可という現状や著作権の問題から、現在はあまり知られていませんが、
このデイジー図書を付属で付ける事により障害者の方々にもインディーズカルチャーシーンを体験して頂ければと思っています。


※デイジーとは、視覚障害者や普通の印刷物を読むことが困難な人々のためにカセットに代わるデジタル録音図書の国際標準規格として、12カ国の正規会員団体で構成するデイジーコンソーシアム(本部スイス)により開発と維持が行なわれている情報システムを表しています。


デイジー図書の活用

現在,日本ではディスレクシア(文字の読み書きが困難な人のことで,どのように困難なのかは人によって様々です。)の子どもは全学童の4〜5%と言われていますが, 厳密な実態調査を行えばさらに多く見つかると考えられています。
この子どもたちは,活字印刷物を読むことがとても困難です。
本を読むことが困難な子が,クラスに1人〜数人いるということなのです。
他の子どもたちと同じように教育を受けることができず,自信の喪失,コミュニケーション力の低下によって不登校になる子も少なくありません。
ですが, 活字が読めない彼らも,音の情報なら理解しやすいようです。
その他、高齢者や弱視障害の方にも有効だと言われています。
特に『マルチメディアDAISY』は,音の情報と文字の情報を,フレーズ単位で同時に提供することができるため, 音だけの情報よりも理解しやすく,ディスレクシアに有効だと言われています。


 
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